|
ウドは、テレビアニメ『装甲騎兵ボトムズ』の前半に登場する、架空の惑星メルキアにある架空の街。 == 概要 == テレビシリーズで主人公キリコ・キュービィーが、メルキア軍を脱走し、半年間の逃亡の末に流れ着いた様々な人々が集まった吹き溜まりの街である。 ギルガメスの主星であるメルキアのローラシル大陸の中央付近にあり、かつてその一帯は精密機械の原材料であるヂヂリウムが採れ、多くのコンピューター回路に使われる部品の製造が行われたメルキア屈指の工業地帯であったが、百年戦争末期には敵国のバララント軍の重要な攻撃目標にされた。 それゆえ、衛星軌道上から発射されるミサイルによる猛爆撃により、工業地域一帯は破壊されつくされ、多数の死傷者を出しただけではなく、ウド周辺は不毛の大地と化した。更に猛爆による大気汚染のため、赤い酸の雨が降る程の環境破壊が発生した。 バララントの攻撃でできた直径5kmのクレーターの内部に、中央に位置するメインタワーが地表から地下2階までの三層構造を貫ぬく階層都市がつくられたが、そこへ戦争で家や家族を亡くした難民達が殺到した。しかし、急ごしらえでつくられた街だというだけではなく、難民の中には軍をあぶれた者や、ならず者が多く、そういった者達が闊歩するようなのが普通となる街となってしまった。それ故、治安が悪いというレベルさえも超えている無法と暴力の街と化した。また戦時中に墜落した宇宙戦艦が地表の階層を突き破って艦首から最下層に突き刺さっており、これは戦後30年以上過ぎた時代になっても撤去されていない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ウド (装甲騎兵ボトムズ)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|